一度は泊まってみたいおもてなしの旅館
※当サイトは、広告が含まれています。
能登・和倉温泉加賀屋はおもてなしで評判の宿。30年間連続してプロが選ぶ温泉100選で1位を独占し続けるのも、このおもてなしがあるから。
おもてなし以外にも、地元石川・能登の食材を活かした料理長自慢の会席料理を堪能し、七尾湾を望む温泉で癒され、館内の至る所に美術品を目で楽しめます。
加賀屋で最良のひとときを過ごしてみませんか?
温泉:○
露天風呂:○
駐車場:○
送迎:○
和倉温泉加賀屋でおもてなしの心を体感してきました
母と2人での温泉旅行です。
昔、小さい時に親戚一同でどこかの温泉に行った記憶があるのですが、それ以来の温泉旅行です。
最初どの温泉旅館に行くか迷ったのですが、どうせ行くなら日本一の温泉旅館ということで、奮発して(それでも安いプランなのですが…)和倉温泉の加賀屋に泊まることにしました。
加賀屋には5つの客室タイプがあり、本当は能登客殿に泊まるプランだったのですが、なんと加賀屋側のはからいで雪月花の海側のお部屋に変更になりました。
こんなラッキーなこともあるんですね。
チェックインが済むまで待っていたラウンジ飛天には天女が舞う輪島塗の大パネルがあり、その他にも能登渚亭のエレベーターホール、雪月花1階エレベーターホール前などに美術品が配置されています。
これらの美術品を約40分かけて湯番頭が案内する「館内は美術館ツアー」が毎日催されています。
このツアーには参加しませんでしたが、ラウンジ飛天や雪月花のエレベーターホールに飾られている美術品を見るだけでも豪華な気分にさせてくれます。
ラウンジ飛天のすぐ横におみやげ処が軒を連ねている錦小路があります。
雪月花へ行くにははここを通っていきます。
おみやげはバラエティに富んでいて、加賀・能登の名産品・工芸品、加賀屋オリジナルの商品などがあります。
部屋に荷物を置いて一服してから、おみやげ処を見て回りましたが、試食があったのでつまみ食いしてしまいました。
後から気付いたのですが、と日本人としては結構大柄な私の浴衣のサイズがピッタリでした。
事前に身長を伝えているわけではないので、チェックインしてからお部屋に入るまでの間に案内役の仲居さんがチェックして、部屋付きの仲居さんに伝えているようです。
お客の体格に合った浴衣をサッと用意する、こういった細かいところの心遣いはさすがです。
温泉からは七尾西湾を眺めることができます。
24時間入ることができ、大浴場、野天風呂、露天風呂と3フロアに分かれていて広いです。
飲泉コーナーもあり、飲んでみましたが味はしょっぱいを通り越して苦いです。
源泉をそのまま流すと熱すぎるため、加水したり、滝のように流して適温にしています。
夜と朝、温泉に入りましたが、どちらかというと朝の方(海が見渡せる時間帯)がおすすめです。
夜だと辺りが暗くなってしまうため、景色は楽しみにくいですが、朝の方が遠くまで見渡せます。
夕食・朝食ともに部屋食です。周りに気兼ねなくお腹いっぱい食べれました♪
夕食は冬季限定の蟹一杯付きのプランを選びました。北陸といえばカニ!あらかじめ割れ目が入っているので身が取り出しやすくなっていますが、仲居さんの言うように食事は2時間かかりました。
カニ一杯以外のメニューは、特選珍味のなまこ酢、このわた、郷土食の柚べし、酢の物はずわい蟹酢、造りは鰤、マグロ、子付け、うに、甘海老、あおり烏賊、煮物は鰤大根田舎煮、焼物は特選牛香味焼き、台の物は能登の香り、変り鉢は中島菜うどん、蒸し物は焼き白子玉虫蟹餡かけ、御飯は石川県産コシヒカリを使った蟹飯、デザートはぼら待ち櫓見立てがでてきました。
料理は何品かに分けて持ってきます。温かいものは温かいうちにという配慮が見られます。お造りも下に正方形の氷が敷いてあり、おいしく食べられるようになっています。
夕食後に仲居さんから朝食は何時にしますかと尋ねられたので9時にしました。チェックアウトは11時なので朝ゆっくり過ごせるのが良いですね。
朝食は和食です。細かいメニューは忘れてしまいましたが、笹カレイの一夜干しや半熟の卵、小鉢に分けられた野菜や漬物、ノリのつくだ煮など朝からおいしくいただきました。
母と2人で泊まったので広々としたお部屋でゆったり過ごすことができました。
広縁には掘りコタツがあり、海側のお部屋だったので暖まりながら七尾西湾の景色を眺めていました。
天気が良ければ夕日や朝日の海原を望めたのですが、滞在中はあいにく雨・雪模様でした。
で、肝心の睡眠ですが、これがまた心地の良いお布団でした。
普通、敷布団は体重の重みで沈んでしまいがちですが、加賀屋のお布団は全然沈みません。フカフカして気持ちよかったです。ぐっすり眠れました。
チェックアウトが済むとお見送りです。
車で来ていた外国人の家族が出発して、車が見えなくなるまで仲居さんは手を振っていました。
私達のお部屋を担当していた仲居さんも見えなくなるまで手を振って見送ってくれました。
ちょっとしたことですが、こういうところに加賀屋のおもてなしが表れているような気がします。
中部地方の温泉情報
和倉温泉は海に近い温泉ですが、愛知県の知多半島南部にも海に近い温泉があります。
知多半島南部の温泉情報は美浜・南知多エリアの海水浴場に近い温泉宿情報を参考にすると便利です。